なぜ人はお酒を飲むのか? 【断酒】
とても冷え込んだ朝。
外の温度計はマイナス6℃。
朝早くから除雪車が家の前の道を
綺麗にしてくれている。
夜中から除雪の仕事をしてくれている方々に
感謝の思いを馳せる。
「あぁ、けっこう降って積もったんだなぁ」
とスマホのアラームを何度も鳴っては止めて
ぬくぬくと目覚めたのは6時だった。
昨夜もアルコールを摂取していないので
スッキリ起きて身支度と洗濯機を回し
少しパソコン作業をすることが出来た。
「今日はどんな記事を書こうかなぁ」
と約一年前にメモ書きしていた文章を眺める。
すると禁煙を始めた頃に書いたメモが出てきた。
「あぁ、こんなこと思ってたなぁ~。これは断酒にも使えるかも?」
今日はそのことについて書いておこうと思う。
ふと頭にお酒を飲みたい感覚が浮かんだ時
「なぜ人はお酒を飲むのか?」
と自分に問いかけてみる。
そうすると
脳が答え探しの旅に出るのか
なんか飲みたいなぁ~とモヤモヤしていた感覚が
フッと消える。
これは禁煙を始めた頃もよくやっていた。
「吸いたい!けどやめたい!」
「吸うか!?いや吸ったら後悔する!」
「あーどうしよー!」
欲求に負けそうになったら
「なぜ人は煙草を吸うのか?」
これを問いかける。
不思議と欲求が消え、葛藤することがなくなった。
そしてこの問いの答えを、無理に捻りだそうとしない。
脳に任せておいて、自然と答えが降りてくるのを待つスタイルでいる。
結果どうなったか。
「なぜ人は煙草を吸うのか?」の答えは
降りてこないままだが、禁煙は10ヵ月を経過し、
今はまったく吸いたいと思わなくなった。
「吸いたい!」「飲みたい!」から
いとも簡単に意識をそらせることが出来る。
あえて意図的に、何でもない時にも
何度も自分に訪ねてみる。
今日はシラフのよく動く身体で家中の掃除をした。
トイレ掃除をしながら
「なぜ人はお酒を飲むのか?」をつぶやく。
私自身は「何でなんだろうなぁ~」と軽い態度で
せっせと目の前の掃除に没頭する。
綺麗になった家やトイレと
晴天で真っ白な美しい雪景色を眺めていると
お酒のことなど忘れている。
そして
「あぁ、お酒飲んでなくて良かった。
飲んでだるい身体と頭では
この美しい景色も充実感も味わえない。」
とホッと小さくて大きい幸せに包まれる。
昨夜も飲まなかった…今日は掃除ができた…
今日も早起きできた…今日も元気…
小さなことでも自分をどんどん褒めていこう。
機嫌よく、断酒を楽しんでいこう。
きゃろっと
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