あせらず・ゆっくり・ていねいに

自分にとって心地良い暮らしを大切に

想像の中の不安を消す 魔法の言葉

年末年始から、断酒と再飲酒を繰り返して

断酒は3日を経過した。


魔の3日間はあえて


「2日経った!」

「3日目だから気をつけなきゃ!」


など意識せずに過ごした。


意識し過ぎると、一日中お酒のことを考えることになる。

お酒やめたいのに、一日中お酒のこと考えるって

とてつもなく拷問に近い。

そんなわざわざ自分から自分を苦しめに行く必要はないのだ。



断酒の日数を細かくカウントするのもやめた。

断酒記念日だけ覚えておいて

3日・一週間ごと・一ヶ月…とざっくりな方が

精神的に楽なのではと思った。


今日で◯日目~と毎日カウントすることで


「どこを目指しているんだろう?」

「どこがゴールなんだろう?」


と疑問が出てきてしまい、果てしない先のゴールを目指しているようでツラく感じてしまう。


これは禁煙の時もやっていて

途中まで細かく108日目~とメモ程度の日記をつけていた。

だんだん何日目か数えるのが面倒になり

アプリに任せて、自分でカウントするのをやめた。

すると、煙草のことを考えなくなり、吸いたい気持ちもなくなり、いつの間にか忘れていた。




いかに日常の意識から外していくかが大切だ。


しかし

禁煙・禁酒・ダイエット…

やめたい・やめよう・制限しよう

と思っていることこそ、常に頭の中に浮かんでしまう。


「吸いたくなった時どうしよう」

「飲みたくなった時どうしよう」

「甘いもの食べたくなった時どうしよう」


こんな不安に、事前に対策を立てようと

ウ~ンウ~ンと考えていると、なぜか余計に欲してしまう。


確かに最初は恐い。

やめることへの恐怖や不安が襲ってくる。


でもそれはまだ目の前に起きていない、未来への不安だ。

未来への不安の答えを、今生きている現実に出そうとするのは困難だ。


「吸いたくなった時どうしよう」

→「吸いたくなったら、その時に考えよう」


「飲みたくなった時どうしよう」

→「飲みたくなったら、その時に考えよう」


「甘いもの食べたくなった時どうしよう」

→「食べたくなったら、その時に考えよう」


その心配事が、本当に目の前の現実に起きたら

その時考えれば良いのだ。


いま考えても分からないことは、考えるのをやめていい。



想像の中の不安を消したい時の魔法の言葉


【あーうっとおしい!考えるのやーめた!】


心配事の答えや解決法は、捻り出さなくていい。


リラックスして、頭をクリアに、隙間を空けておく。


目の前のことに集中していたら、答えや解決法が

自然と降りてくる。


今日も一日

あせらず・ゆっくり・ていねいに

瞬間瞬間を味わって過ごしていこう。


きゃろっと