あせらず・ゆっくり・ていねいに

自分にとって心地良い暮らしを大切に

シラフの自分と生きていきたい 【断酒】

連休最終日の夜

せっかく続いていた断酒

またやり直しとなってしまった。



夕食のメニューは餃子と焼きそば

餃子といえばビール。


断酒初期はアルコールを連想させるメニューは

出来るだけ避けるようにしていた。


なぜ餃子

お土産でいただき、賞味期限が間近だったのだ。


でもいつものノンアルコールビールで

ノンアル晩酌で良かったじゃないか。


何を言ってもただの言い分けだが


冷蔵庫に入っているキリン一番搾りと目が合い

飲まずに居られた宴会の席と

飲んで楽しそうにしている人の顔を思い出し

急にスイッチが入ってしまった。


アルコールを体内に入れない方が

心身ともにどんなに楽か体感しているのに

「お酒飲んでる人→楽しそう」のイメージに引っ張られ、アルコールを手にとってしまった。


結局、缶ビール350ml 2本・缶チューハイ350ml 3本

計5本も飲んでしまった。



一晩経ち、二日酔いはないが寝坊と怠さと身体のむくみ、やはり何もやる気が起きない。


では実際飲んで楽しかったのか?というと

「普通」なのだ。

旦那と二人、テレビを観ながらの食事。

お酒があるからといって「めっちゃ楽しい」ということもなく、「普通」なのだ。


飲んで何を得られたのか?というと

「食べ過ぎと飲み過ぎによるカロリー」

くらいだろうか。


いったんアルコールを口にすると

1本だけで終わることはなく

満腹中枢も機能しなくなり

いつも飲み過ぎ食べ過ぎになってしまう。


そうすると当然お腹が苦しい。

苦しいのに止められない。

翌日まで苦しい。


冷静になってみると

別に飲まなくても良かったのに…

ノンアルで良いじゃん…

飲んだらどうなるか分かっているのに

自分の意思と反して、スイッチが入ってまた再飲酒する。

アルコールが依存性物質だということがよく分かる。



お酒を楽しんでいる人はたくさんいる。

毎日晩酌を楽しんで健康そうな人はいる。

お酒を飲んでいても美しい人もいる。

お酒を飲んでいても毎日ハツラツとしている人もいる。



でもなぜ私はこんなにお酒をやめたいのか?

私はどうしたいのか?

ここをうやむやにイメージや周りに流されると

簡単に飲酒生活に戻ってしまう。


再飲酒に落ち込んだり自分を責めても何も変わらない。

5日間飲まなかったことで良い気付きが得られたのだから、また前を向いてスタートすればいい。


自分のしたい生活を自分にしっかり確認する。


このままたまに飲む生活を選んでもいいよ?

アルコールと離れる生活を選んでもいいよ?

どっちでもいいんだよ?



やっぱり私はお酒に頼らない、

頭も心も身体もスッキリしていられる

「シラフの自分」と生きていきたい。


断酒のゴールは飲まない「今」をただ続けること。

何度転んでも何度でも挑戦できる。


今夜はまたしっかり食べてさっさと寝る作戦で

明日また気持ち良い朝を迎えよう。


きゃろっと