自分のことを分かろうとして、ドツボにハマる。

自分って何って、そもそも何だろう？

それは必要なのか？

自分ってどんな人間なんだろうって気になる。

だから占いやスピリチュアルが好きなんだろう。

でもその答えって分かるのか？

占い師や知らない誰かが教えてくれる？

可能性を教えてくれるかもしれないけど

「あなたはこんな人です。間違いない！」なんて

正確な的確な答えは誰にも分からない。

そうですか…と言いなりになって生きるなんて、ありえない。

自分のことなのに、自分でさえ永遠に答えは分からない。なんなら死んでも分からないのかもしれない。

永遠に出ない答え探しの旅なんてつまらない。

無駄な時間を過ごすことになる。

そんなもの探すくらいなら

誰かと一緒に喜べること

誰かと一緒に感動できること

誰かと一緒に泣けること

一緒に心震わせられる、誰かの

心から溢れる表情を探しに出掛けたらいい。

「本当の自分探し」より

きっとずっと簡単で、幸せに満ち溢れるはずだ。

「自分はこんな人」なんて

死んでから周りの人に葬儀で語られ

「あぁこんな人だったよね」となんとなく

その形が浮き彫りになるようでいて

でもやっぱり、本当の自分というものは

永遠に分からない。

変化していくものであり、一つとも限らない。

だからそんな自分を頭でこねくりまわして

「これが私」と理解した気になって

叱咤激励しようとも

ベタベタに甘やかそうとも

周りに同意を求めても

そこに正解はないから何も得られない

その掴めない空振りの手の感覚が不安で

いつまでも懲りずに自分探しに出掛けていくのだろう。

結局、そうやって見つからず疲れてしまうなら

一旦、自分のことは置いておいて

外側にある素敵なこと、誰かの笑顔探しの旅に出掛けてみても良いのではないか…

今日も素朴な美味しい朝食をいただき

せっかくの春のような気候、引きこもりを脱出し

美容室や買い物に出掛ける主婦なのでした…♡

きゃろっと